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冨安健洋負傷交代、監督は日本代表に愚痴「14-0の試合でプレーさせる意味は?」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 ボローニャの日本代表DF冨安健洋は現地時間3日に行われたセリエA第29節のインテル戦に先発出場したが、負傷のため前半途中に交代を余儀なくされた。シニシャ・ミハイロビッチ監督は日本代表での起用法にも不満を漏らしている。

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 首位インテルを迎えた一戦に右サイドバックで先発した冨安だが、足の筋肉を痛めた様子で前半34分に交代となった。試合はその直前のロメル・ルカクのゴールで先制していたインテルが1-0で勝利を飾っている。

 ミハイロビッチ監督は試合後にイタリア『スカイ』のインタビューに答え、冨安の負傷についてもコメント。日本代表が14-0の歴史的大勝を飾ったカタールワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦に冨安が起用されたことに不満な様子を見せた。

「14-0で勝てる試合にトミヤスをプレーさせるなんて…何の意味があるんだ? あちらの事情もある程度は尊重するし、私も代表監督をやったことはあるが、何の必要があるのか。長旅も強いられ、代償を支払わされるのはいつもクラブの監督だ」とミハイロビッチ監督は語っている。

 冨安は25日に行われた韓国代表との国際親善試合に先発フル出場。30日のモンゴル戦にも先発し、71分に交代するまでプレーしていた。負傷の程度については今後の検査結果を待つ必要があるが、守備の複数ポジションで起用できる主力選手として監督からの信頼も厚い冨安が離脱すればボローニャにとっては大きな痛手となる。

【了】

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