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20/21サッカー選手能力値ランキング28位。FWジェイミー・ヴァーディー(レスター)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

28位:レスター不動のエース

ジェイミー・ヴァーディー 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

FW:ジェイミー・ヴァーディー(元イングランド代表/レスター)
生年月日:1987年1月11日(34歳)
市場価格:1600万ユーロ(約19.2億円)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/23得点5アシスト


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 サッカー選手として最初から順風満帆なキャリアを過ごしたわけではない。レスターに移籍したのは25歳で、プレミアリーグデビューは27歳と遅かった。しかし、2015/16シーズンにクラブの「奇跡のプレミアリーグ優勝」に大きく貢献すると、その名が一気に世界へ広まる。その後も活躍は続き、今やイングランドを代表するストライカーとして多くの人に知られる存在となった。

 そんなジェイミー・ヴァーディー最大のストロングポイントと言えば、やはり数値「88」を記録した「スピード」だろう。現在34歳となったが、相手ディフェンスラインの背後を突く速さはまったく錆びついておらず、一瞬にしてゴール前に到達する。そしてその速さは、相手への高い位置からのプレッシャーにおいても大きな効果を発揮している。

 ゴールが見えれば果敢にシュートを狙い、高い確率で枠にボールを飛ばす。ヴァーディーのこうした「攻撃力」の高さは、得点への執着心とストライカーとしての「メンタル」の強さが生み出すものと言えるのかもしれない。若手を牽引するリーダーシップも見事である。

 30代に突入しフィニッシュワークの幅が広がっているなど、今なお成長を止めることがないヴァーディー。かつて工場に勤務していた男は、今後もプレミアリーグ屈指のFWとしてゴールネットを揺らし続けてくれるだろう。

【了】

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