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GK不在でもこの男が抜かせない。バルセロナの絶体絶命ピンチを救ったプジョル【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

カルレス・プジョル
【写真:Getty Images】

 バルセロナ生え抜きのキャプテンとして長年にわたって守備を支え続けた元スペイン代表DFのカルレス・プジョル氏が、4月13日に43歳の誕生日を迎えた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターアカウントでは同氏を祝福し、現役時代に見せた伝説的なプレーのひとつを紹介している。

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 2002/03シーズンのCLグループステージ第4節、バルサはロシアのロコモティフ・モスクワと対戦。すでに3連勝でグループ突破を濃厚としていたが、この試合では絶体絶命のピンチを迎えた場面があった。

 0-0で迎えた66分、速攻を仕掛けたロコモティフに対してバルサのGKロベルト・ボナーノがペナルティーエリアから飛び出してのクリアを試みたが、先にボールに触ったナイジェリア代表MFジェームズ・オビオラにかわされてしまう。オビオラとゴールの間に立ちはだかるのはプジョルのみとなり、普通であれば得点を阻むのは非常に難しい状況だ。

 だが無人のゴールへ向けて放たれたシュートをプジョルは見事に胸でブロック。ハンドを取られかねない場面でもあったが、確実に胸にだけボールを当てつつ、ボールをピッチ側方へと弾き出してゴールを守り抜いてみせた。失点確実な窮地を逃れたバルサは、その後フランク・デ・ブールが奪った1点によりこの試合に1-0の勝利を収める結果となった。

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