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準々決勝同国対決で“4-4”。あまりにも壮絶だったチェルシーとリバプールの歴史的一戦【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー対リバプール
【写真:Getty Images】

 ちょうど12年前の2009年4月14日、チェルシーとリバプールがチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の舞台で「4-4」という壮絶な打ち合いを演じた。大会公式ツイッターアカウントが全8ゴールとともに歴史的一戦を動画で振り返っている。

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 欧州の舞台でイングランド対決を演じることになった両チーム。1stレグではフェルナンド・トーレスのゴールによりホームのリバプールが先制したが、アウェイのチェルシーが3点を奪って逆転し、準決勝進出に向けて大きくリードしていた。

 リバプールも諦めず、敵地での2ndレグで猛反撃に出る。前半28分までにファビオ・アウレリオのゴールとシャビ・アロンソのPKで2点を奪い、アウェイゴール差により「あと1点で逆転」という状況で前半を折り返した。

 後半にはチェルシーのディディエ・ドログバ、アレックス、フランク・ランパードがゴールを重ね、今度こそリバプールは絶望的かと思えた。だが81分にルーカス、83分にディルク・カイトが決めてこの試合のスコアを4-3と逆転し、残り数分で再び「あと1点」の状況にまで持ち込んでしまう。最後は89分にランパードが4-4のゴールを挙げ、ようやくチェルシーがリバプールの猛追を振り切る形となった。

 今季CLではポルトを下したチェルシーが7年ぶりの準決勝進出を決定。リバプールはレアル・マドリードとの1stレグに1-3で敗れて厳しい状況だが、12年前のような粘りを見せられるだろうか。もし逆転に成功して準決勝に進んだとすれば、決勝進出を懸けてチェルシーと激突することになる。

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