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えっ! 彼も…? レアル・マドリードが手放した5人の選手。移籍先でタイトルを獲得したビッグネーム達

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

クロアチア人MF

マテオ・コバチッチ
【写真:Getty Images】

MF:マテオ・コバチッチ(クロアチア代表/チェルシー)
生年月日:1994年5月6日
レアル・マドリー在籍時成績:109試合出場/3得点8アシスト


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ディナモ・ザグレブで頭角を現し、わずか16歳でプロデビューを果たしたMFがインテル移籍を経てレアル・マドリーへ加入したのは2015年。当時、同選手は21歳という若さであったが、移籍金は3000万ユーロ(約38億円)となっている。報道によれば、クロアチア代表の先輩であるMFルカ・モドリッチや、当時マドリーを率いていたラファエル・ベニテス監督が獲得を後押ししていたという。

しかし、クロアチア人MFは加入1年目から苦難の道を歩む。選手層の厚さ、言語や環境への適応に苦しみ、リーグ戦ではわずか8試合の先発出場に留まった。クラブはこの年、チャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たしたが、マテオ・コバチッチの先発機会はグループリーグの4試合のみ。強豪との対決が増える決勝トーナメントでは、ピッチに立つ機会は限られた。

マドリー在籍2年目以降は重要な試合での出番も増えたが、絶対的な主力選手となるまでには至らず。選手層の厚さに最後まで苦しんだのは確かで、2018/19シーズンからはチェルシーへ活躍の場を移すことになった。

そのチェルシーではコンスタントに出場機会を得ており、加入1年目のリーグ戦では32試合でピッチに立った。ヨーロッパリーグ(EL)でも12試合に出場し、見事チームを優勝へと導いている。チェルシーはその活躍を高く評価して完全移籍で獲得した。

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