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えっ! 彼も…? レアル・マドリードが手放した5人の選手。移籍先でタイトルを獲得したビッグネーム達

タイトル獲得が常に義務付けられているレアル・マドリードでは、結果を出さなければ即アウト。しかし、時には結果を出しつつも酷な扱いを受ける時もある。ここでは、マドリーに手放されながらも移籍先でタイトルを獲得した現役選手5人を紹介しよう。(2020年2月掲載の記事を再編集)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

小柄なレフティー

ファン・マタ
【写真:Getty Images】

MF:ファン・マタ(スペイン代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1988年4月28日
レアル・マドリー在籍時成績:0試合出場/0得点0アシスト


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スペインが生んだ小柄なレフティーがレアル・マドリーの下部組織に入団したのは2003年、15歳の時のこと。それまでレアル・オビエドの下部組織でプレーしていた同選手は、新天地でもその実力を発揮し、カデーテA、フベニールC、フベニールB、フベニールAと順調なステップアップを果たしていた。その活躍が認められ、2006/07シーズンよりカスティージャに昇格。順調な歩みを見せていた。

しかし、マドリーとの契約延長交渉が決裂し、ファン・マタは2007年にバレンシアに活躍の場を移すことになった。結果的に、マドリーのトップチームでプレーする機会はなかったのである。

だが、マタはMFダビド・シルバの抜けた穴を埋める活躍を見せ、バレンシアでメキメキと力を付けた。2011/12シーズンには2600万ユーロ(約36億4000万円)という移籍金でプレミアリーグの名門・チェルシーへ移籍。新天地1年目にはチャンピオンズリーグ(CL)とFAカップ制覇に貢献している。その後、移籍したマンチェスター・ユナイテッドでもヨーロッパリーグ(EL)制覇などに貢献。スペイン代表としても2010年のワールドカップ、2012年のEURO(欧州選手権)優勝を経験した。

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