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まさかそこから狙うとは…ユベントスが奪ったゴールがすごい! 守備陣お手上げの一撃を沈めたのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントス
【写真:Getty Images】

【フィオレンティーナ 1-1 ユベントス セリエA第33節】

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 セリエA第33節、フィオレンティーナ対ユベントスが現地時間25日に行われ、1-1のドローに終わっている。この試合では、センセーショナルなゴールが誕生した。

 リーグ戦直近5試合でわずか1勝と苦しむフィオレンティーナのホームに乗り込んだユベントスは、立ち上がりから不安定さを露呈。すると27分にアドリアン・ラビオのハンドによりPKを献上すると、これをドゥシャン・ヴラホビッチに沈められ先制点を奪われる。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すユベントスにとって、厳しいスタートとなっていた。

 後半に入り、アンドレア・ピルロ監督はアルバロ・モラタ、デヤン・クルゼフスキの2枚を投入。同点に追いつこうと攻めの意識を強めた。すると、後半開始1分も経たないうちにモラタが大仕事を果たすなど采配が的中。試合を振り出しに戻した。

 モラタのゴールは圧巻だった。ファン・クアドラードのスルーパスに反応し右サイドを突くと、鋭い切り返しでDFルーカス・マルティネス・クアルタを交わす。この時点でゴールを狙うには角度的にも難しかったが、モラタは迷わず、それも利き足ではない左足でシュート。ボールはGKバルトロミエイ・ドラゴブスキの手にわずかに触れていたが、勢いを落とさずそのままゴールに吸い込まれている。これには、DFマルティン・カセレスも下唇を噛みながら、悔しそうに天を見上げるしかなかった。

 モラタはこれで今季リーグ戦9得点目。セリエA 1シーズンにおける自身キャリアハイを更新することになった。また、『Opta』によると、モラタはこの日出場から31秒後にゴールを奪ったのだが、これは今シーズンのセリエAにおいて、交代で出場した選手の最速ゴールとなったようだ。

 ただ、モラタのファインゴールで同点に追いついたユベントスだったが、その後は点を奪えず、敵地で勝ち点2を落とすという結果に。4位という立場に変化をつけることはできなかった。

 また、暫定3位のミランが今節ラツィオに勝利すれば、ユベントスはその差を3ポイントに広げられてしまうことに。さらに、暫定5位ナポリが今節トリノに勝利すると、条件次第ではあるもののユベントスはCL圏外の5位に転落する可能性も出てきた。ピルロ監督は正念場を迎えている。

【動画】背番号9によるファインゴールが誕生! フィオレンティーナ対ユベントス ハイライト

参照元:YouTube

【了】

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