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EURO2020の登録メンバー拡大が確定。コロナ影響考慮し各国26人に

text by 編集部 photo by Getty Images

EURO2020
【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)は4日、今年夏に開催が予定されるEURO2020の登録メンバー数を、各チーム23名から26名に拡大することを発表した。

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 サッカーの国際大会では通常、登録メンバーは23名とされることが多い。2002年日韓ワールドカップでそれまでの22名が23名に拡大されて以来、ワールドカップでもEUROでも各大会の登録メンバー数は23名だった。

 だが新型コロナウイルスの影響を考慮し、UEFAは今年夏の大会に関しては登録メンバーの枠を拡大することを決定。選手がウイルス陽性判定を受け、隔離が必要になるなどの状況に対処するためだとされている。

 ただし、各試合に出場可能なメンバーはこれまで通りGK3人を含めた最大23名となる。国際サッカー評議会(IFAB)の定めたルールにより、国際Aマッチのベンチメンバーは先発11名の他に最大12名と規定されているためだ。

 出場各チームは今年6月1日までにUEFAにメンバーを提出するが、負傷や病気、新型コロナウイルス感染や濃厚接触が認定された選手が出た場合には、大会初戦の開始前までメンバー変更が認められる。またGKに関しては、負傷などで出場不可能となった場合には大会中でも入れ替えが可能とされている。

 EURO本大会に出場するチームにとっては、選手選考の自由度が高まる決定となりそうだ。代表歴の浅い有望な若手選手など、冒険的なメンバー選びの余地も出てくるかもしれない。

【了】

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