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日本代表DFにオランダ人守護神が激怒! ポストを手で強く叩き大声をあげる…一体なぜ?

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・モウス
【写真:Getty Images】

【PSV 4-2 ズヴォレ エールディビジ第33節】

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 エールディビジ第33節、PSV対ズヴォレが現地時間13日にフィリップス・スタディオンで行われた。この試合のファーストゴールは、誰も予想しなかった形で誕生している。

 強敵PSVのホームに乗り込んだズヴォレは立ち上がりから相手に押し込まれるも、GKハビエル・モウスのファインセーブなどもあり20分まで0-0と耐えていた。しかし、22分、軽率なミスから相手に得点を与えてしまうことになる。

 左サイドでボールを持った中山雄太がエラン・ザハヴィにプレッシャーをかけられ、GKモウスにバックパス。しかし、オランダ人守護神はこれをコントロールできず、ボールはそのままゴールに吸い込まれてしまった。

 結果的にモウスのオウンゴールとなったが、中山のバックパスにも優しさがなかったのは事実。日本代表DFの右足から放たれたパスはやや勢いが強く、バウンドしながら、それもニアポスト近くに転がっている。だからこそモウスは、オウンゴールの後にポストを強く手で叩き大きな声で怒りを露わにした。

 もちろん、モウスにまったく責任がないわけではない。確かに処理が簡単なボールではなかったかもしれないが、もっとうまくプレーすることはできたはずだ。

 ミスから失点したズヴォレはそこからドニエル・マレン、ヨルベ・フェルテッセンに点を許し前半だけで3失点。後半にも1点を奪われ、その後2点を返したものの2-4で敗れている。データサイト『Who Scored』内ではオウンゴールのモウスに「6.1」、それに関与した中山にはこの日最低の「5.8」というレーティングが与えられている。

 試合後『ESPN』のインタビューに応じたモウスは「ひどいボールだったが、僕ももっとうまく(バックパスを)解決するべきだった」と自分に責任があったことを認めている。なお、ズヴォレはこれで3連敗。最終節では板倉滉が所属するフローニンヘンと対戦する。

【動画】日本代表DFのパスがまさかの…PSV対ズヴォレ ハイライト

参照元:YouTube

【了】

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