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「パク・チソンにメッシをマークさせていれば…」 名将ファーガソン氏が語る“後悔”

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ、パク・チソン
【写真:Getty Images】

 元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏は、バルセロナに敗れて準優勝に終わった2011年チャンピオンズリーグ(CL)決勝を振り返り、韓国代表MFパク・チソンにリオネル・メッシを止めさせるべきだったと語った。英『スポーツバイブル』のインタビューに答えている。

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 ファーガソン氏の率いたユナイテッドは、ウェンブリー・スタジアムで開催された10年前のCL決勝でジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナと対戦。前半27分にはペドロ・ロドリゲスのゴールでバルサが先制したが、ユナイテッドも34分にウェイン・ルーニーのゴールで同点とし、1-1で前半を折り返した。

「ハーフタイムに(戦い方を)変えて、パク・チソンにメッシをマークさせるべきだった。それがミスだった」とファーガソン氏は振り返る。先発で出場していたパク・チソンを後半からメッシのマークにつけることを考えてはいたが、追いついたあと前半終了まで優勢な戦いができたことで考えを変えてしまったという。

 後半に入るとバルセロナが主導権を奪い返し、54分にはメッシがエリア外からの鮮やかなミドルで勝ち越しのゴール。さらに69分にはダビド・ビジャのゴールで突き放し、バルサが3-1の勝利で優勝を飾る結果となった。

「パクをメッシにつければ、バルサを破ることができていたと思う。本当にそう思う」とファーガソン氏。アジア人として初のCL決勝出場を果たすなどの実績を残した韓国のレジェンドは、起用法によってはこの試合の結果を変える働きができていたという考えを語っている。

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