フットボールチャンネル

ドイツの消えた逸材5人(2)。天国から地獄へ…世代別代表の常連も、6部でプレーを続けるMF

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消したドイツ人選手を紹介する。

世代別代表の常連も、6部でプレーを続けるMF

0519Funk_getty
【写真:Getty Images】



MF:パトリック・フンク
現所属クラブ:TSVエッシンゲン(6部)


【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 育成の名門シュトゥットガルトに、パトリック・フンクという選手がいた。世代別のドイツ代表でも常連で、2013年に行われたEURO U-21選手権には、ベルント・レノやマティアス・ギンター、エムレ・ジャンらと出場している。

 守備的MFだったが、得点にも絡める選手だった。トップチーム昇格はもちろん、ブンデスリーガを代表する選手へと成長することが期待されていた。

 3部に所属するセカンドチームでは主力としてプレーしていたが、トップチームでの出番はなかなか訪れず。20歳のときにトップチームデビューを果たしたが、その次のシーズンはザンクトパウリへ期限付き移籍することに。2部リーグで2シーズン活躍するも、復帰したシュトゥットガルトでは出番を得られなかった。その後は3部リーグを主戦場とし、昨シーズンからは6部のTSVエッシンゲンでプレーを続けている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top