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完全移籍決定、奥川雅也の移籍金は? 買取オプションより大幅減額で合意か

text by 編集部 photo by Getty Images

奥川雅也
【写真:Getty Images】



 オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクからドイツ1部のアルミニア・ビーレフェルトにレンタルされていたMF奥川雅也は、ビーレフェルトへの完全移籍が決定した。25日に両クラブより発表が行われている。

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 奥川は今年1月にレンタルでビーレフェルトに加入。自身初の挑戦となったブンデスリーガ1部でレギュラーに定着して13試合に出場し、MF堂安律とともにビーレフェルトの1部残留に貢献した。

 ドイツメディアの報道によれば奥川はビーレフェルトと2024年までの3年契約を結んだ模様。一方で、オランダのPSVからのレンタルでビーレフェルトに在籍していた堂安は完全移籍せず、一旦PSVへ復帰することが見込まれる。

 ビーレフェルトが堂安を獲得せず奥川を獲得した理由のひとつは金銭面にありそうだ。500万ユーロ(約6億6000万円)に設定されていたという堂安の移籍金や、移籍後の年俸を支払うことは、ビーレフェルトにとって困難だったとみられる。

 一方で奥川は、レンタル時には買取オプションとして移籍金200万ユーロ(約2億6400万円)が設定されていたが、両クラブの間ではこの設定額より大幅に低い移籍金で合意したようだ。地元紙『NW』が得た情報によれば100万ユーロ(約1億3200万円)前後と伝えられている。

【了】

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