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鉄壁のイングランド代表。5戦連続無失点でユーロ史上初の記録も達成

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョーダン・ピックフォード
【写真:Getty Images】


【ウクライナ代表 0-4 イングランド代表 UEFAユーロ2020・準々決勝】

 ユーロ2020(欧州選手権)準々決勝のウクライナ代表対イングランド代表戦が現地時間3日に行われ、4-0の勝利を収めたイングランド代表が準決勝進出を果たした。これでイングランド代表は今大会のここまで5試合全てでクリーンシート(無失点)を達成している。

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 ウクライナ戦ではエースのFWハリー・ケインが2得点を挙げるなど攻撃陣が爆発し、計4点を奪って快勝。一方で、GKジョーダン・ピックフォードの守るゴールはこの試合も失点を許すことはなかった。

 イングランドはグループステージ初戦でクロアチア代表に1-0の勝利を収めたあと、スコットランド代表と0-0で引き分け、チェコ代表に1-0の勝利。決勝トーナメント1回戦ではドイツ代表に2-0の勝利を収めていた。

 ユーロの本大会が8チーム以上で開催されるようになった1980年大会以降では、1点も奪われることなく準決勝進出を果たしたチームは初。前回大会ではドイツ代表が決勝トーナメント1回戦まで無失点だったが、その記録を更新する開幕から5戦連続の無失点となった。

 また、ユーロ本大会での5試合連続無失点は2012年大会のスペイン代表と並ぶ大会タイ記録。イケル・カシージャス氏がゴールを守っていたスペインは初戦のイタリア戦に1-1で引き分けたあと、決勝までの5試合を無失点で戦い抜いて優勝を飾った。

 イングランド代表は今大会前に行われた国際親善試合のオーストリア戦(1-0)、ルーマニア戦(1-0)も無失点に抑えており、7試合連続クリーンシートは同国最長記録でもある。聖地ウェンブリーにデンマーク代表を迎える準決勝ではさらなる記録の更新に挑む。

【了】

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