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ハリー・マグワイア【写真:Getty Images】
カイル・ウォーカー(背番号2)
生年月日:1990年5月28日(31歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
20/21リーグ戦成績:24試合1得点1アシスト
今大会成績:4試合0得点0アシスト
抜群のスピードと屈強なフィジカルを誇る右サイドバックがカイル・ウォーカーだ。今季のマンチェスター・シティのリーグ優勝に貢献したDFは、今大会もここまで4試合に出場。決勝進出を目指すイングランドには欠かせないだろう。
サイドバックとしての能力が高いウォーカーだが、ラウンド16のドイツ代表戦では3バックの右でプレー。CBとしても、そつなくプレーできポリバレント性もある。準決勝デンマーク戦も期待したい。
ジョン・ストーンズ(背番号5)
生年月日:1994年5月28日(27歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
20/21リーグ戦成績:22試合4得点
今大会成績:5試合0得点0アシスト
ジョン・ストーンズはペップ・グアルディオラ監督のサッカーの”申し子”と呼べる選手だろう。足元の技術に優れ視野が広く、ビルドアップ能力に長けた現代型CBだ。今大会はまだ得点はないが、空中戦に強くセットプレーで脅威となる。
ストーンズはここまで全試合に出場し、好調DF陣の中心としてチームを引っ張っている。ハリー・マグワイアーの相棒として準決勝デンマーク戦でもその実力を発揮してくれることだろう。ストーンズがデンマーク攻撃陣の壁となれるか注目だ。
ハリー・マグワイア(背番号6)
生年月日:3月5日(28歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
20/21リーグ戦成績:34試合2得点1アシスト
今大会成績:3試合1得点
ハリー・マグワイアは強靭なフィジカルと空中戦の強さが武器のCBである。足元の技術も正確でロングフィードの精度は高く、ドリブルでボールを前に運ぶことも得意だ。後ろからのビルドアップのみならず、自ら運ぶことでチャンスを作ることができる。
マグワイアは今大会、怪我の影響もありクロアチア戦とスコットランド戦の開幕からの2試合を欠場。だが、第3戦のチェコ戦から復帰し、ここまで3試合1得点を記録。ルーク・ショーのFKから見事ヘディングでゴールを奪ってみせた。デンマーク戦でもセットプレーでの高さは脅威となるだろう。
ルーク・ショー(背番号3)
生年月日:1995年7月12日(25歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
20/21リーグ戦成績:32試合1得点5アシスト
今大会成績:4試合0得点3アシスト
ルーク・ショーは対人に強く、運動量も豊富なファイタータイプのサイドバックだ。ディフェンス能力も高い同選手だが、クロスなどのキックセンスは抜群。FKのキッカーも任されることもあり、そのキックでチャンスを演出することができる。
今大会のショーは初戦のクロアチア戦は出番なしに終わったが、その後の4試合に先発出場。ラウンド16のドイツ代表戦ではハリー・マグワイアのヘデイング弾をFKからアシスト。続く準々決勝ウクライナ戦では2アシストを記録し、その実力を遺憾なく発揮している。準決勝デンマーク戦でもイングランド代表の力となるだろう。