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アーセナルが今夏最初の補強決定。ポルトガルから21歳の有望左SB獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

ヌーノ・タバレス
【写真:Getty Images】



 ポルトガルのベンフィカに所属していたU-21ポルトガル代表DFヌーノ・タバレスは、アーセナルへ完全移籍することが決定した。10日に発表が行われている。

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 アーセナルはタバレスと「長期契約」を交わしたと発表。背番号が「20」となることも明らかにしている。移籍金は公表されていないが、英メディアなどの事前報道によれば700万ポンド(約10億7000万円)ほどだとみられている。

「ヌーノは才能ある若い選手であり、欧州各地の数多くのクラブが獲得を望んでいた。左サイドバックのポジションで強力なバックアップを務めてくれるだろう。彼が我々とともに成長し、トップチームの重要なメンバーとなってくれるのを楽しみにしている」とアーセナルのエドゥーTD(テクニカルディレクター)は歓迎のコメントを述べた。

 ミケル・アルテタ監督も有望な若手サイドバックの加入を歓迎。「近年のベンフィカで非常に良い成長をして、U-21ポルトガル代表でもクオリティーを示していた選手だ。チームに新たな力を加え、特に左サイドでエネルギーを発揮してディフェンスの選択肢を増やしてくれる」とタバレスの加入を喜んでいる。

 現在21歳のタバレスはベンフィカの下部組織からトップチームにデビュー。2020/21シーズンには公式戦25試合に出場して3アシストを記録していた。ナポリやラツィオなどからの関心も噂されていたが、アーセナルが新シーズンに向けた最初の補強として獲得を決めることになった。

【了】

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