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東京五輪出場選手、市場価値1位はスペインの18歳。評価額ベストイレブンは…

text by 編集部 photo by Getty Images

ペドリ
【写真:Getty Images】



 東京五輪男子サッカーに出場する選手の中でも、大きな注目を集めるスター選手の一人となるU-24スペイン代表のMFペドリ。大手データサイト『transfermarkt』によれば、今大会の出場選手で最も市場価値の評価額が高い選手とされている。

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 ペドリは18歳にしてバルセロナのレギュラーに定着し、スペインA代表として出場したユーロ2020(欧州選手権)でも最優秀若手選手・ベストイレブンに選出。17日に行われたキリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表戦でも、後半途中からの出場で同点ゴールの起点になるなど力を発揮してみせた。

『transfermarkt』の評価額によればペドリの市場価値は現在8000万ユーロ(約104億円)とされており、東京五輪に出場する全選手の中で最高額。U-24日本代表の22人全員の評価総額を一人で上回っている。

 スター軍団であるU-24スペイン代表は他にも多くの選手が五輪出場選手の評価額ランキングで上位にランクイン。2位にはFWミケル・オヤルサバル(約91億円)、5位タイにはFWダニ・オルモとDFパウ・トーレス(約65億円)が入っている。

 スペイン勢に割って入る形で3位タイにランクインしているのはミランの主力であるU-24コートジボワール代表のMFフランク・ケシエと、エバートンのU-24ブラジル代表FWリシャルリソン。評価額は約71億5000万円とされている。

 ランキング上位24人のうち21人をスペインとブラジルの選手が占めており、両国のタレントの傑出ぶりが際立つ。U-24日本代表ではDF冨安健洋が評価額約26億円で19位タイ、MF久保建英が約19億5000万円で32位タイ、MF遠藤航が約13億円で42位タイとなっている。

『transfermakt』では市場価値評価額による東京五輪出場選手ベストイレブンも選出。11人中6人がスペインから、3人がブラジルから選ばれている。

▽東京五輪出場選手・市場価値ベストイレブン(『transfermarkt』による)
GK:ウナイ・シモン(スペイン、約26億円)
DF:ベンヤミン・ヘンリヒス(ドイツ、約15億6000万円)
DF:ジエゴ・カルロス(ブラジル、約58億5000万円)
DF:パウ・トーレス(スペイン、約65億円)
DF:アブネル(ブラジル、約9億7000万円)
MF:フランク・ケシエ(コートジボワール、約71億5000万円)
MF:ペドリ(スペイン、約104億円)
FW:ダニ・オルモ(スペイン、約65億円)
FW:マルコ・アセンシオ(スペイン、約45億5000万円)
FW:ミケル・オヤルサバル(スペイン、約91億円)
FW:リシャルリソン(ブラジル、約71億5000万円)

【了】

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