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久保建英の決勝弾を各国メディアも絶賛。「レアルの小さな天才」「ロッベンへのオマージュ」【東京五輪/海外の反応】

text by 編集部 photo by JMPA

久保建英
【写真:JMPA代表撮影】



【U-24日本 1-0 U-24南アフリカ 東京五輪・グループリーグA第1節】

 東京五輪(東京オリンピック)・男子サッカーのグループリーグA第1節、U-24日本代表戦対U-24南アフリカ代表戦が22日に行われ、日本が1-0で勝利を収めた。各国メディアも久保建英の決勝点を中心に試合を報じている。

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 予想通り日本が優勢に試合を進める展開とはなったが、ゴールを奪えない時間帯が続く。それでも後半半ばを過ぎた71分、エリア右でボールを持った久保が自ら仕掛けて左足で左ポストを叩く絶妙なコースへの強烈なシュートを叩き込み、これが決勝点となった。

 スペイン紙『アス』は、「クボがリーダー」とタイトルをつけて日本の勝利について報道。「レアル・マドリードの選手が勝利をもたらした」「クボは最も際立った選手だった」と日本の7番のパフォーマンスに賛辞を送っている。

 同紙は久保のゴールを、先日現役を引退したオランダのレジェンドにたとえた。「数日前にオランダの(アリエン・)ロッベンが引退を発表したが、クボは彼の伝説的なプレーにちょっとしたオマージュを捧げたかのようだった」と述べている。

 同じグループでこれから対戦するライバル国のメディアも日本の勝利を伝えている。メキシコ『エクセルシオール』は「クボの1点が違いを生んだ」「最大のスター選手である久保建英のゴラッソで最少得点差勝利を収めた」と報じた。

 仏紙『フィガロ』も同様に久保の決勝点を称賛。「レアル・マドリードの若き小さな天才タケフサ・クボの素晴らしいゴール」「マドリーのアタッカーが均衡を破って日本に勝利をもたらした」と伝えている。

【了】

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