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「向こうのゲームプランになってしまった」 高倉麻子監督、1点に泣いた敗戦悔やむ【東京五輪】

text by 編集部 photo by Getty Images

高倉麻子
【写真:Getty Images】



【なでしこジャパン 0-1 イギリス 東京五輪・グループリーグE第2節】

 東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・グループリーグE組第2節のなでしこジャパン(日本女子代表)対イギリス女子代表戦が24日に行われ、イギリスが1-0で勝利を収めた。高倉麻子監督が試合を振り返ってコメントしている。

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 強豪イギリス相手に一進一退の攻防を演じていたなでしこジャパンだが、74分にエースFWエレン・ホワイトのヘディング弾で先制点を許してしまう。そのまま反撃ならず、敗れる結果に終わった。

「難しい試合になることは分かっていたので、粘り強くなんとか勝ち点1、3を取りにいくということで集中してやっていましたけど、やはりひとつのプレーで仕留められたので、向こうの思っているゲームプランになってしまったかなとは思います」と監督は試合を総括した。

 攻撃面では、初戦のカナダ女子代表戦からある程度は改善の手応えを得ることもできた。「前に人をかけていこうという話をしていて、今日は押し込まれる展開にはなりましたけど、攻撃のところでは少し自分たちのやりたい形も出てきたと思うので。そこを前向きに捉えつつ、また次の試合に向かっていきたいと思います」

 2試合を終えて勝ち点1と厳しい状況ではあるが、チリ女子代表との最終節に勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性は十分にある。「勝ち点3を取りにいく、点を取りにいくということに関しては、攻撃の厚みや全体的なコンビネーション、シュートを打ち切るというところ、もう1回チームとして確認してやっていきたいと思います」と高倉監督は決戦への見通しを示した。

【了】

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