一時はJリーグ行きの噂も…
【写真：Getty Images】
MF：ラミレス（元ブラジル代表）
生年月日：1987年3月24日（34歳）
市場価値：150万ユーロ（約2億円）
最終所属：パルメイラス
2021リーグ戦成績：なし
ジョインヴィレ、クルゼイロ、ベンフィカへの在籍を経て2010年にチェルシーの一員となったブラジル人は、間違いなく世界屈指のMFだった。豊富な運動量とスピードを武器にチャンピオンズリーグ（CL）やプレミアリーグ、ヨーロッパリーグ（EL）制覇などに貢献。またブラジル代表の常連でもあり、ワールドカップには2010年と2014年の2大会に出場している。
しかし、2016年に活躍の場を中国へと移してから、キャリアは下降線をたどることに。当初は主力として働いていたが、2018年にインテルへの移籍希望を口にした直後から出番が激減。さらにクラブが欧州からの補強を進めたことで外国人枠も圧迫され、よりピッチに立つことが難しくなった。結局、江蘇蘇寧とは2019年5月に契約を解除。その1ヶ月後に4年契約でパルメイラスに加入している。
ただ、パルメイラスとの契約は昨年11月に解消。一時はJリーグやトルコリーグへの参戦、また現役引退の噂が囁かれたが、結局何も進展はなく、無所属となってから1年が経とうとしている。このままスパイクを脱ぐ決断をするのか、それともピッチに立ち続けるのか。過去に「キャリアを終える前にもう一度チェルシーでプレーしたい」と語った男の今後やいかに。
【了】
