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Jリーグクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人。世界最高峰のドリブラー、1年以上もフリーなのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

欧州では2020/21シーズンが閉幕し、夏の移籍市場が開幕。各クラブや選手は来る新シーズンに向け、着々と準備を進めている。その中で、1年以上、あるいは昨季限りで契約満了を迎え所属クラブがない状態となっている選手は多い。いわゆる“フリー”の男たちは移籍金がかからないため、もちろん日本のチームも触手を伸ばしやすくなる。そこで今回は、Jリーグのクラブも獲得が可能な5人のフリー選手をピックアップした。(市場価値は『transfermarkt』を参照)。

かつてビッグクラブも注目したテクニシャン

アレックス・テイシェイラ
【写真:Getty Images】

MF:アレックス・テイシェイラ(ブラジル)
生年月日:1990年1月6日(31歳)
市場価値:700万ユーロ(約8億円)
最終所属:江蘇蘇寧(中国)
2021リーグ戦成績:なし


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 18歳の時にヴァスコ・ダ・ガマでプロデビューし、その2年後にシャフタール・ドネツクへ移籍して欧州初上陸。ブラジル人らしいテクニカルなプレーが持ち味なMFはすぐにウクライナの地で主力となり、2014/15シーズンにはリーグ戦22試合で17得点、2015/16シーズンには同15試合消化の時点で22得点をマークするなど、大きく評価を高めていた。

 その活躍もありチェルシーやリバプールといったビッグクラブからも注目されるようになったが、2016年、移籍先に選んだのはまさかの中国・江蘇蘇寧だった。5000万ユーロ(約60億円)とも言われる移籍金で東アジアの地を踏んだ男は、もちろんここでもレギュラーに定着。1年目からリーグ戦二桁得点&アシストを記録し、以降も目に見える結果を残し続けた。

 しかし昨年、チームのリーグ制覇に大きく貢献しながらも契約満了により退団。冬の時点でプレミアリーグやMLS(メジャーリーグ・サッカー)への移籍、古巣シャフタールへの復帰などが噂されたがいずれも実現はせず、半年間所属クラブがない状態が続いている。まだ31歳という年齢を考えても、十分出来るはずなのだが…。

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