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久保建英が凄すぎる!前人未到の3戦連続ゴール。レアル残留にまた一歩前進!?【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部

久保建英
【写真:Getty Images】



【U-24日本代表 4-0 U-24フランス代表 東京五輪2020グループA第3節】

 東京五輪(東京オリンピック)2020男子サッカー競技グループA第3節、U-24日本代表対U-24フランス代表が28日に行われた。試合は4-0で日本が勝利した。日本のエース・久保建英が3試合連続のゴールを決めた。日本の”至宝”がまた一歩レアル・マドリード残留に近づいたかもしれない。

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 フランス戦の前半27分、田中碧からボールを受けた久保が上田綺世にパス。上田はドリブルでペナルティエリア右に侵入し、シュートを放つ。この強烈なシュートを相手GKが弾くが、こぼれ球を久保が押し込んだ。

 これにより久保は東京五輪本大会で3試合連続のゴールとなった。五輪本大会での3試合連続ゴールは日本代表にとって史上初となる快挙。今大会の得点ランキングでも3位タイにつけている。

 こぼれ球を押し込んだ形ではあったが、あそこにいたからこそゴールが生まれた。3試合連続ゴールからも分かる通り、ゴールへの嗅覚はさすがと言うべきだろう。テクニックに裏打ちされたドリブルやパス、さらにはセンス抜群のシュートも兼ね備える。中心選手として東京五輪本大会で活躍し、確実にこの大会で成長していると言える。パスで決定機を演出するだけでなく、ゴールを決められる選手になってきた。

 久保は東京五輪メンバー発表前から好調を維持。3月のU-24アルゼンチン代表戦では2アシスト。続くメンバー発表後のU-24ホンジュラス代表とU-24スペイン代表戦でも1アシストずつ記録している。そして本大会でも3試合連続ゴールと大活躍だ。

 すでに久保の活躍は所属するマドリーの新監督カルロ・アンチェロッティの耳に届いているはず。スペイン各紙も東京五輪本大会での活躍から、マドリー残留の可能性も報じている。このまま日本を初の金メダル獲得に導くことができれば、マドリー側も同選手を残留させる可能性もあるかもしれない。もちろんEU圏外枠などの問題はあるが、好調を維持して合流することになれば、アンチェロッティの心を動かすことになるはず。今後のさらなる活躍が楽しみだ。

【了】

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