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南野拓実のゴールはリバプール残留へのアピールになった? 地元紙の評価は…

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】



 リバプールに所属する日本代表MF南野拓実は、現地時間29日に行われたヘルタ・ベルリンとの親善試合で1得点を記録した。チーム残留に向けて、ユルゲン・クロップ監督へのアピールとなったのだろうか。

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 南野は昨季後半戦のサウサンプトンへのレンタルを終えてリバプールに復帰。リバプールに残留してもポジション争いは厳しいという見通しから移籍の可能性も予想されたが、現時点ではリバプールに残ってプレシーズンの準備を進めている。

 ヘルタ戦では前半に45分間出場し、1-2のビハインドの状況から同点ゴールを記録。モハメド・サラーがヒールで落としたボールにゴール前で合わせ、ダイレクトシュートでネットを揺らした。

 だが地元紙『リバプール・エコー』では、この得点は南野のチーム内での状況を決定づけるものではないと評している。同紙は30日付記事で、南野はアレックス・オックスレイド=チェンバレンとともにFWロベルト・フィルミーノの後継者候補としてある程度のアピールをするにとどまったという見方を示した。

 南野とオックスレイド=チェンバレンは「少なくとも得点者に名を連ねた」が、「どちらもロベルト・フィルミーノの控えを適切に務められる証拠を見せたとは言えないだろう」と『エコー』紙。フィルミーノの後継者探しは「結論が出ていない」状況であり、「今回のプレシーズンで最大の難題のひとつ」だとしている。

【了】

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