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日本代表 3年前

U-24日本代表、U-24ニュージーランド代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英の4戦連発に期待!酒井宏樹の穴を埋めるのは?【東京五輪男子サッカー】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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橋岡大樹
【写真:Getty Images】


橋岡大樹(シント=トロイデン / ベルギー)
生年月日:1999年5月17日(22歳)
A代表通算成績:2試合0得点
U-24通算成績:12試合0得点

 浦和レッズのユース時代はセンターバックでプレーすることが多かった橋岡大樹だったが、トップチームでは右サイドが主戦場となった。スピードやサイドを上下動できるタフさがあり、サイドバックとしてはサイズがあるのも魅力だ。五輪の半年前にベルギーに渡り、個々の能力の高いリーグでは攻撃面でも特徴を出すことができた。

 これまでスタメン出場してきた酒井宏樹が、U-24フランス代表戦で今大会2枚目のイエローカードを受けたことでU-24ニュージーランド戦の欠場が決定。フランス戦ではその酒井との交代で途中出場を果たした。いきなり鋭いクロスボールを上げるなど積極性を見せた。ニュージーランド戦では酒井の穴を埋めることができるだろうか。

吉田麻也
【写真:Getty Images】

吉田麻也(サンプドリア / イタリア)
生年月日:1988年8月24日(32歳)※OA
A代表通算成績:107試合11得点
U-24通算成績:7試合1得点

 吉田麻也はここまで全試合にフル出場。主将としてチームを牽引し、3連勝でのグループ突破に貢献した。板倉滉との連係も試合ごとに上がっている。代表通算107試合に出場する吉田の経験がチームにもたらす価値は計り知れない。頼れる主将がチームを引っ張り、準々決勝に臨む。

 オーバーエイジ(OA)として参加したロンドン五輪では主将を務め、メダル獲得まであと一歩のところまで迫った。北京五輪にも出場しており、今大会が3大会目の出場となる。金メダルを目指す日本にとって、準々決勝は通過点。吉田がロンドン大会以来の準決勝進出を目指す。

冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋(ボローニャ / イタリア)
生年月日:1998年11月5日(22歳)
A代表通算成績:23試合1得点
U-24通算成績:8試合0得点

 冨安健洋は東京五輪本大会前のU-24ホンジュラス代表戦で吉田麻也とともにCBとして先発し、フル出場を果たした。U-24スペイン代表との試合も先発出場を果たし、前半までのプレーで前半を0に抑えた。怪我の影響などもあり、東京五輪男子サッカー競技開幕から2試合連続で欠場。しかし、グループ最終節のU-24フランス代表戦で復帰を果たしフル出場を果たした。安定した守備でクリーンシートでの勝利に貢献している。

 A代表とボローニャで欠かせない存在となった冨安は、この世代を牽引するDFの1人である。これまではこのチームでプレーする機会が少なかったが、直前の試合を見ても連係面では問題ないだろう。的確なカバーリングやボールを運ぶ技術、そして正確なキックなど、現代のDFに求められる能力を高いレベルで備えている。ニュージーランド戦でのプレーに注目したい。

中山雄太
【写真:Getty Images】

中山雄太(PECズヴォレ / オランダ)
生年月日:1997年2月16日(24歳)
A代表通算成績:5試合0得点
U-24通算成績:22試合4得点

 2017年のFIFA U-20ワールドカップでキャプテンマークを巻いた中山雄太は、この世代でも長く主将を務めてきた。左利きで複数のポジションをこなせる中山は左サイドバック、センターバック、守備的MFをクラブでも代表でも経験している。

 キャプテンの役職はオーバーエイジで参加する吉田麻也に譲っているが、4バックの一角としてチームを支えている。左サイドバックのレギュラー候補だった旗手怜央ではなく、中山がここまで左SBとして先発起用されている。フランス戦では途中、ボランチとしてもプレー。このチームの中心として、中山がニュージーランド戦でも活躍できるか注目だ。 

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