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「クボの日本とメダル争い」「非常に厳しい試練」 スペインメディアが準決勝へ見通し【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

スペイン対日本
【写真:Getty Images】



 U-24日本代表は東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー準々決勝でU-24ニュージーランド代表に勝利を収め、準決勝進出を果たした。準決勝での対戦が決まったスペインのメディアも試合の見通しについて伝えている。

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 ニュージーランドに対して苦戦を強いられた日本だが、120分間を0-0で終えてPK戦の末に勝利。一方でU-24スペイン代表もU-24コートジボワール代表に対して後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを許すなど追い込まれたが、そこから追いついて延長に持ち込み、最後は5-2と突き放して勝利を飾った。

 準決勝での対戦に向けてスペインメディアが注目する日本の選手は、やはりレアル・マドリードに所属している久保建英。「クボの日本とメダル争いへ」とスペイン紙『マルカ』は準決勝での対戦の見通しについて述べている。

 一方で『アス』紙は、より詳細に日本を分析。「文句なしのスター選手は絶好調のクボ」だとしながらも、「日本はクボだけではない」「東京でのメダル獲得を目指して数年前から作り上げられてきたチーム」だと述べている。

 久保以外にも「冨安(健洋)や堂安(律)などの選手たちも今大会で完全に力を証明した」と評価。3人の強力なオーバーエイジ(OA)選手を揃えていること、開催国として五輪に焦点を合わせて万全の準備をしてきたことなどから、準決勝はスペインにとって「非常に厳しい試練」になると予想している。

 五輪開幕直前にはキリンチャレンジカップ2021の試合で対戦し、1-1のドローに終わっていた日本とスペイン。決勝進出とメダル確定の懸かる“本番”での対決は、どのような結末となるのだろうか。

【了】

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