U-24スペイン代表のFWマルコ・アセンシオが、東京五輪（東京オリンピック）男子サッカー準決勝のU-24日本代表に向けた見通しを語った。スペイン紙『マルカ』が2日付で同選手のコメントを伝えている。

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　ともに準決勝進出を果たした日本とスペインは、メダル獲得の確定する決勝進出を懸けて3日の準決勝で激突。大会直前に行われたキリンチャレンジカップ2021で対戦して1-1で引き分けた両チームの再戦となる。

「みんな初戦から良くなってきているし、かなり良い状態になってきている。親善試合の時よりも良い感触で試合に臨むことができる。歴史的なチャンスが目の前にあるので大きな期待を持って向き合いたい」とアセンシオは準決勝に向けたチームの状態を語っている。

　レアル・マドリードに所属する25歳のアセンシオは、オーバーエイジ（OA）枠で今回のU-24スペイン代表に参加。U-24日本代表のMF久保建英とは、2019年夏のプレシーズンを一緒に過ごしたチームメートの一人でもあった。

「タケ（久保）は素晴らしい選手だ。彼にとってもすごく良い大会になっている。日本代表が良い戦いをしている中で重要な選手だ」とアセンシオは久保を称賛。「すごく楽しいチームだし、接戦になると思う。何より試合に勝つことを目指して、できるだけ彼に目立たせないようにしたい」と試合への意気込みを示している。

【了】