バルセロナを退団したFWリオネル・メッシは、パリ・サンジェルマン（PSG）への加入に近づいているのだろうか。すでに契約のオファーが提示され、合意に近づいている模様だと各国メディアが伝えている。

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　デビュー以来バルセロナ一筋のキャリアを過ごしてきたメッシだが、今年6月末で契約満了を迎えて一旦退団。再契約に向けて合意に達したとも報じられていたが、5日にはクラブから正式にメッシの退団が発表された。

　退団発表当初から有力な移籍先候補になると予想されたのは、豊かな資金力を持つPSG。クラブオーナーの兄弟が「交渉は正式に完了した」とツイートし、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も6日の会見で「（メッシ加入は）もちろんひとつの可能性だ。クラブは取り組んでいる」と獲得への動きを認めるなど、PSG加入に向けた動きは確実に前進しているとみられている。

　PSGはメッシに対し、2年契約あるいは3年契約を提示しているとメディアによって報じられている。仏紙『レキップ』が伝えたところによれば、年俸としては税引き後で4000万ユーロ（約51億8000万円）という巨額のオファーが出されているという。FWネイマールが受け取っているとされる3500万ユーロ（約45億4000万円）を上回るクラブ最高額となる。

　メッシとの再会を熱望していたネイマールが、「背番号10」をメッシに明け渡す意思を示しているとの報道もある。バルセロナとサッカー界の象徴的存在となっていたスーパースターの新天地は、このままパリに決まることになるのだろうか。

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