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メッシの後を継ぐのは誰? バルセロナの新10番を担える5人の逸材。ペドリにファティ、そして…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

メッシの影で出番を得られなかったレフティー

フランシスコ・トリンコン
【写真:Getty Images】



FW:フランシスコ・トリンコン(ポルトガル代表)
生年月日:1999年12月29日(21歳)
20/21シーズン成績:28試合出場/3得点2アシスト

 1999年にポルトガルで生まれたフランシスコ・トリンコンは、2020年8月にバルセロナに加わった。ポルトのアカデミーにも所属した経験があり、ブラガでトップチームデビュー。19/20シーズンにはポルトガルリーグで8得点8アシストと結果を残したが、バルセロナでの1年目は途中出場がほとんどで、3得点2アシストという数字に留まった。

 右サイドの開いた位置からゴールに切り込んでいくのがトリンコンの得意とするプレーだ。細かいタッチと巧みなフェイントで相手をかわし、鋭く曲がる左足のシュートでゴールを脅かす。昨季のバルセロナではリオネル・メッシの存在の陰に隠れる形となったが、自由を与えられたトリンコンは相手にとって大きな脅威となるのはポルトガル時代に証明済みだ。アタッキングサードで違いを生むことができるトリンコンのプレーは、メッシと重なる部分もある。

 今季はイングランドのウォルバーハンプトンに期限付き移籍することとなった。バルセロナでの背番号は17だったが、新天地では11番をつける。ルベン・ネベスやジョアン・モウチーニョら、ポルトガル人が多く在籍するチームで結果を残し、来季のバルセロナ復帰を目指したいところだ。

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