4位:ベルギーが生んだタランチュラ

ティボー・クルトワ
【写真:Getty Images】



GK:ティボー・クルトワ(ベルギー代表/レアル・マドリード)
生年月日:1992年5月11日(29歳)
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:38試合出場/28失点

 ヘンクやチェルシー、アトレティコ・マドリード在籍を経て2018年にレアル・マドリードへ加入した。1年目は可もなく不可もなくといった内容だったが、2年目にはさすがの存在感を示しサモラ賞(ラ・リーガで1試合あたりの平均失点数が最も少なかったGKに与えられる賞)を受賞。リーグ制覇に貢献した。昨季はタイトルこそ獲得できなかったが、そのパフォーマンスレベルは極めて高かった。

 身長199cm・体重96kgを誇るなど体格は文句なし。「ハンドリング」エラーが少ないことでも知られており、とくに「ハイボール」への強さは世界ナンバーワンと言ってもいいかもしれない。もちろん「セービング」能力も抜群に高く、非凡な「反射神経」と“タランチュラ”という愛称をつけられるほど長い手足を活かして確実にシュートを弾き出す。大柄な選手は足元のボールに弱いというイメージもあるが、この男には関係ないようだ。

 ビルドアップの貢献度は抜群に高いとは言えないが、判断力の良さは大きな持ち味。チャンスと見れば素早くパントキックやスローイングを行い、カウンターの起点になることも珍しくない。ロシアワールドカップ・ベスト16の後半アディショナルタイムに速攻を発動させ、日本代表を地獄へと突き落としたあのシーンは今なお多くの人の記憶に残っていることだろう。

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