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リバプール、サラーなど主力のW杯予選招集免除を要請。帰国後の隔離が必要に

text by 編集部 photo by Getty Images

モハメド・サラー
【写真:Getty Images】



 リバプールは、9月上旬に行われる各国ワールドカップ予選に向けて招集された主力メンバーの招集免除をエジプトおよびブラジルに対して要請したようだ。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

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 リバプールからはFWモハメド・サラーがエジプト代表に、GKアリソン、MFファビーニョ、FWロベルト・フィルミーノの3人がブラジル代表への招集を受けた。両国はそれぞれカタールワールドカップのアフリカ予選と南米予選の試合を戦うことを予定している。

 だがエジプトとブラジルはどちらも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため英国の指定した「レッドリスト」に含まれる渡航先となる。選手が代表戦に参加した場合には、英国への帰国後にホテルで10日間の隔離期間を過ごさなければならないことが想定される。

 隔離を行う選手は9月12日のリーズ・ユナイテッド戦、18日のクリスタル・パレス戦に出場できなくなることが見込まれる。そのためリバプールは、エジプトとブラジルに対して4選手を代表メンバーから外すことを要請したようだ。

 エジプト代表に関しては、アウェイゲームの開催地となるガボンは「レッドリスト」に含まれていないため、リバプールは1試合のみサラーの参加に応じる意思もあるとみられている。一方でエジプトサッカー連盟は声明を出し、隔離措置免除の特例適応に向けて国際サッカー連盟(FIFA)に働きかけていると表明している。

 なおリバプールには南野拓実も所属しているが、日本代表が9月の試合を行う日本およびカタールは英国の「レッドリスト」には含まれていない。南野が日本代表への招集を受けた場合、隔離措置が問題になることはないと考えられる。

【了】

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