クリスティアーノ・ロナウドをマンチェスター・ユナイテッドへ放出したユベントスは、前線の新戦力としてエバートンからイタリア代表FWモイーズ・キーンを獲得する可能性が高くなったようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。

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　C・ロナウドは古巣であるユナイテッドへの電撃復帰が現地時間27日に正式合意。ユベントスは昨季セリエA得点王にも輝いたエースを失い、急きょ代役の補強を必要とする状況に置かれることになった。

　アーセナルのピエール＝エメリク・オーバメヤンや、サッスオーロのジャンルカ・スカマッカなど新戦力候補として様々な選手が噂された。だが最終的に、ユベントスはキーンの獲得に向けてエバートンと合意に達したようだ。

　移籍の形は買い取り義務付きの2年間のレンタルとなり、2023年に完全移籍する形になるという。キーン本人はすでにトリノに到着した様子がカメラに捉えられ、29日にメディカルチェックが行われると見込まれている。

　キーンにとっては2年ぶりの古巣復帰となる。下部組織からユベントスのトップチームにデビューしたあと2019年夏にエバートンへ完全移籍し、昨季はパリ・サンジェルマンにレンタルされてリーグアンで13得点を記録していた。

　C・ロナウド放出後の初戦となった28日のセリエA第2節エンポリ戦では、ホームで0-1の敗戦という失態を演じてしまったユベントス。新戦力を加え、中断明けから改めて再スタートを図ることになりそうだ。

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