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移籍金最高額は誰だ! 21/22夏の移籍金ランキング1位~5位。高すぎる!? 獲得を疑問視されているのは…

シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:世界最高峰の若きアタッカー

ジェイドン・サンチョ
【写真:Getty Images】



FW:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表)
生年月日:2000年3月25日(21歳)
市場価格:1億ユーロ(約120億円)
移籍先:ドルトムント→マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:8500万ユーロ(約102億円)
20/21リーグ戦成績:26試合8得点12アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍はこれまで何度も噂されてきたが、ようやく今夏実現するに至った。移籍金は8500万ユーロ(約102億円)とされており、2021/22シーズン夏の移籍市場における最初の“100億円超えプレーヤー”となっている。ユナイテッドの主将ハリー・マグワイアからは「ジェイドンの加入は大きなプラス。彼は並外れた才能を持っているからね」と期待を寄せられた。

 ジェイドン・サンチョはわずか17歳で母国を離れドルトムントに加入した。1年目はブンデスリーガ出場が12試合に留まったものの、2年目には同リーグで12得点18アシストを記録と爆発。以降も主力としてピッチに立ち続け、ゴールとアシストの両方を大量に生み出していた。最終的にドルトムントでは公式戦137試合に出場し50得点64アシストをマーク。イングランドが誇る名門ユナイテッドの一員となるに相応しい成績であることは、誰の目にも明らかと言えるだろう。

 世界最高峰のアタッカーであるサンチョはすでにプレミアリーグ3試合に出場しているが、ここまで0得点0アシスト。さすがにフィットするにはしばらく時間がかかりそうだ。ただ、この男の怖さはドルトムントで証明されている。オーレ・グンナー・スールシャール監督下でのプレーに早く慣れれば、二桁得点&二桁アシストを達成できる可能性が高いことに疑いの余地はないだろう。

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