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移籍金最高額は誰だ! 21/22夏の移籍金ランキング1位~5位。高すぎる!? 獲得を疑問視されているのは…

シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:大きな自信をつけ帰還

ロメル・ルカク
【写真:Getty Images】



FW:ロメル・ルカク(ベルギー代表)
生年月日:1993年5月13日(28歳)
市場価格:1億ユーロ(約120億円)
移籍先:インテル→チェルシー
移籍金:1億1500万ユーロ(約138億円)
20/21リーグ戦成績:36試合24得点10アシスト

 ベルギーが生んだ怪物ストライカーが、自身初の海外挑戦の場であったチェルシーに戻ってきた。インテルからの移籍金は1億1500万ユーロ(約138億円)とされており、昨年レバークーゼンからやって来たカイ・ハフェルツを上回ってクラブ史上最高額を更新。契約期間は5年間ということになった。チームを率いるトーマス・トゥヘル監督からは「とても強烈な存在」と大きな期待を寄せられていた。

 ロメル・ルカクはアンデルレヒトでプロデビューしてからわずか2年でチェルシーに渡り、その後移籍したエバートンで才能を開花。2017年にはマンチェスター・ユナイテッド移籍を掴み取った。しかし、同クラブでは「格上相手だと活躍できない」などとして批判を浴び、在籍は2年に留まっていた。そでも、2019年に移籍したインテルで再び爆発。昨季はセリエAのMVPに輝いている。

 大きく自信を取り戻しチェルシーへ帰還したルカクは、プレミアリーグ第2節アーセナル戦で新天地デビューを飾ると、強靭なフィジカルを武器に最前線でいきなり躍動。自らゴールも奪うなど2-0勝利に貢献し、上々のスタートダッシュを切った。トゥヘル・チェルシーの「ラストピース」とも言えるルカクは、高額な移籍金に見合うだけの活躍をし、チームをより高みへと導けるだろうか。

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