UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンが現地時間14日に行われ、バルセロナは0-3で完敗している。今季初めて3バックを採用してバイエルンに対抗しようとしたが、まったく歯が立たず。両者の差はどこにあったのだろうか。(文:加藤健一)


バルセロナの狙い

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【写真:Getty Images】

 バルセロナの完敗だった。実力差と言ってしまえばそれまでなのだが、90分を通した戦いのあらゆる面で、バイエルン・ミュンヘンが勝っていた。

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 先に仕掛けてきたのはバルセロナで、今季初めて3バックを採用している。先月29日の最後の試合から、アントワーヌ・グリーズマンがアトレティコ・マドリードへ帰り、マルティン・ブライスワイトが負傷してしまった。加入間もないルーク・デ・ヨングがメンフィス・デパイとともに最前線に並び、最終ラインにはロナルド・アラウホが加わっている。

 バルセロナは立ち上がりからマンツーマンでバイエルンの攻撃を封じようと画策した。バイエルンはバンジャマン・パバールが下がり目の3枚で最終ラインの攻撃を組み立てる。そこにバルセロナは2トップを当て、それ以外はマンツーマンで対応した。右はレロイ・サネにアラウホ、アルフォンソ・デイヴィスにセルジ・ロベルト。左はジャマール・ムシアラにジョルディ・アルバが対応する非対称なかみ合わせだった。

 バイエルンもハイプレスをかけてバルセロナのビルドアップを封じていた。目まぐるしい攻守の切り替えが立ち上がりから続くことになった。

 ボール保持率こそほぼイーブンだったが、立ち上がりはバルセロナの方が少しだけ良かったように見えた。それを裏付けるかのように、バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督は試合を次のように振り返っている。

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