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スアレス、バルセロナ相手のゴールを“謝罪”。古巣をさらなる苦境に追い込み…

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・スアレス
【写真:Getty Images】



 アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは古巣バルセロナとの対戦で初めてのゴールを奪った。だがゴールを喜ぼうとはせず、苦境に陥っている古巣に対して“謝罪”する様子も見せている。

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 アトレティコは現地時間2日に行われたリーガエスパニョーラ第8節の試合でバルセロナと対戦。前半にトマ・レマルとスアレスのゴールで2点を奪い、そのまま2-0で勝利を収める結果となった。

 スアレスは前半44分にカウンターからレマルのラストパスを受けると、GKとの1対1を冷静に制して追加点を記録。駆け寄ったチームメートに祝福されながらもスアレス自身は喜ぶ様子を見せず、逆に両手を合わせて謝罪するようなポーズを取った。

 スアレスは昨年夏にバルセロナからアトレティコへ移籍したあと、昨季の対戦では1試合を欠場、もう1試合は無得点。バルセロナ相手にゴールを奪ったのは移籍後初めてとなった。得点を喜ばず謝罪することは、事前にある程度決めていたことだったようだ。

「分かっていたことだ。(バルセロナへの)敬意と愛情、一人のファンであること、過去の経歴、(元)チームメートたちやサポーターが今過ごしている状況に対して…」とスアレスは試合後にコメントしている。スペイン紙『アス』などが伝えた。

 経営難も影響してリオネル・メッシらの放出を余儀なくされ、ピッチ上でも不振が続いているバルセロナ。自身のゴールなどで古巣をさらなる苦境に追い込んでしまうことに、スアレスとしては複雑な思いもあるようだ。

【了】

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