【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントでゴールを量産するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、来季には他国のビッグクラブへ引き抜かれる可能性が高いと予想される。移籍の見通しについて様々な憶測が各国メディアで伝えられている。
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昨年1月にザルツブルクからドルトムントへ移籍して以来、ハーランドは公式戦68試合で67得点と驚異的なペースで得点を量産。世界最高のストライカーの一人と評価され、数多くの有力クラブが獲得に関心を示しているとみられる。
レアル・マドリードはハーランドの獲得に向けた関心が噂され続けているクラブのひとつ。だがマドリーはパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了するFWキリアン・ムバッペを獲得する可能性が高いと見込まれており、新たなクラブで“リーダー”となることを望むハーランドはマドリーへの移籍を避けるのではないかという見方も伝えられている。
バルセロナも以前からハーランドの移籍先候補と言われてきたが、経営状況は苦しい。『マルカ』紙によれば、バルサのフェラン・レベルテルCEOは先日、ハーランド獲得の見通しについて完全に否定はしないまでも「今は考えていない」と消極的な発言をしていたという。
一方で、ハーランド獲得に向けた積極的な動きを見せつつあると報じられているのはイングランド勢。英紙『デイリー・スター』は、マンチェスター・シティがユニフォームサプライヤーのプーマ社と協力してハーランドの獲得を計画していると報じた。シティへの移籍が実現したとすれば、同社はハーランドに4年間で5000万ポンド(約75億円)という個人スポンサー契約を提示する見込みだとされている。
マンチェスター・ユナイテッドも争奪戦に本格参戦することになるかもしれない。地元紙の報道によればオレ・グンナー・スールシャール監督とジョン・マータフFD(フットボールディレクター)は、長期的なチーム作りに向けたターゲットとしてハーランドの獲得を目指すことで合意に達したようだ。
ドルトムントはすでに来季以降のハーランドの引き留めが不可能であることを受け入れているとも言われている。今後の移籍市場で激しい争奪戦が繰り広げられることになるかもしれない。
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