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オランダ代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 2大会ぶりのW杯出場へ…老将の下で若手とベテランの融合なるか?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF紹介

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【写真:Getty Images】



デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア)
生年月日:1996年4月18日(25歳)
オランダ代表戦績:28試合3得点4アシスト

 圧倒的なフィジカルを武器に攻守に躍動する右SBだ。18年夏から21年夏までプレーしたPSVでは、加入初年度から不動の右SVに定着。コンスタントに得点に関与し、2019/20シーズン後半からは主将を務めた。右SBの選手だが、身体能力が高く上背もあるため、セットプレーのターゲットとしても機能する。

 PSVでの活躍が評価され、18年9月にオランダ代表デビュー。当時、オランダ代表には絶対的な右SBが不在だったため、すぐにレギュラーに定着した。今夏に行われたユーロ2020(欧州選手権)では、グループステージ初戦から2試合連続で勝利に直結するゴールを記録。これらの活躍が評価され、大会終了後にインテルへとステップアップを果たした。

ステアファン・デ・フライ(インテル/イタリア)
生年月日:1992年2月5日(29歳)
オランダ代表戦績:54試合3得点1アシスト

 現オランダ代表のDFで最も代表歴が長い選手だ。17歳という若さでフェイエノールトのレギュラーに定着したデ・フライは、その後、ラツィオ、インテルと順当にキャリアを歩んでいる。キャリアの当初は右SBの選手だったこともあり、カバーリングエリアの広さに定評がある。

 12年8月に20歳でオランダ代表デビューを飾るとすぐにレギュラーに定着。14年に行われたブラジルワールドカップでは全7試合に先発出場した。フィルジル・ファン・ダイク、マタイス・デ・リフト、ナタン・アケとオランダ代表のCBには実力者が揃っているが、直近1年はデ・フライがスタメンの座を守り続けている。

フィルジル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド)
生年月日:1991年7月8日(30歳)
オランダ代表戦績:42試合5得点0アシスト

 CBに求められる全ての能力を世界最高レベルに兼ね備えるオランダ代表の主将だ。オランダ代表の選手では珍しくアヤックス、PSV、フェイエノールトの3強に所属したことはない。現在所属しているリバプールでは守備の要としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグ優勝に大きく貢献している。

 サウサンプトンに所属していた15年10月にオランダ代表デビュー。18年2月にロナルド・クーマンがオランダ代表監督に就任すると主将に任命された。2020/21シーズンに所属クラブで膝の前十字靭帯損傷した影響で、ユーロ2020(欧州選手権)の出場は逃したが、復帰した現在は再び主将として最終ラインを支えている。

ダレイ・ブリント(アヤックス)
生年月日:1990年3月9日(31歳)
オランダ代表戦績:86試合2得点10アシスト

 現役のオランダ人選手で最多の代表キャップ数を誇るのがダレイ・ブリントだ。元オランダ代表監督のダニー・ブリントの息子であり、父がプレーしたアヤックスの下部組織で育成された。元々は中盤の選手だったが、プロデビュー後はCBや両SBなど様々なポジションでプレーしている。

 13年2月にオランダ代表デビューを果たすと、すぐに左SBのレギュラーに定着。ブリントの代表デビュー以降、暫定監督を含めると8人がオランダ代表を指揮しているが、様々なポジションでプレー可能なポリバレント性も相まって、いずれの監督からも厚い信頼を得続けている。

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