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その距離からオーバーヘッド弾!? CLの歴史に残るスーパーゴールが凄すぎる

text by 編集部 photo by Getty Images

マウロ・ブレッサン
【写真:Getty Images】



 ちょうど22年前の今日、チャンピオンズリーグ(CL)の歴史に残る素晴らしいゴールが記録された。大会公式ツイッターアカウントが動画を紹介し、スーパーゴールを振り返っている。

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 そのゴールが生まれたのは、1999年11月2日に開催されたCL1次リーグ最終節のフィオレンティーナ対バルセロナ戦。両チームはすでにグループ突破を決めて順位も確定しており、試合自体は単なる消化試合だった。

 だが前半14分に記録されたフィオレンティーナの先制点は、20年以上が経過した現代になっても語り継がれる歴史的スーパーゴールとなった。決めたのは当時28歳のイタリア人MFマウロ・ブレッサンだ。

 バルセロナゴール前からのクリアボールを両チームの選手たちが競り合い、ボールはエリア手前でバウンド。ブレッサンはゴールに背を向けた体勢で反応すると、浮き球に対して右足を振り上げ、強烈なバイシクルシュートをクロスバーぎりぎりの絶妙なコースへ叩き込んでしまった。

 オーバーヘッドでのキックはボールに力が乗りにくく、このゴールのようにエリア外からの遠距離シュートが決まる例は非常に珍しい。年間ベストゴールに贈られるFIFAプスカシュ賞は当時創設されていなかったが、もし存在していたすれば受賞の可能性も十分にあった一撃かもしれない。

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