フットボールチャンネル

バルセロナの守備を一人で完全攻略。バイエルンの19歳が凄すぎた超絶アシスト

text by 編集部 photo by Getty Images

アルフォンソ・デイビス
【写真:Getty Images】



 バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表のアルフォンソ・デイビスが、11月2日に21歳の誕生日を迎えた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターアカウントではデイビスを祝福し、同選手が昨年記録した超人的なアシストを振り返っている。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 MLS(メジャーリーグサッカー)で若くして活躍をみせたデイビスは、2018年夏にバイエルンへ移籍。17歳ながらもMLS史上最高額を更新する移籍金でビッグクラブ加入を果たすと、欧州でさらなる飛躍を遂げることになった。

 2019/20シーズンには左サイドバックにコンバートされてレギュラーに定着し、この年のCLでは8試合の出場で4つのアシストを供給した。その中でも圧巻だったのがバルセロナ戦で披露してみせたプレーだ。

 新型コロナウイルスの影響による変則開催で一発勝負となった準々決勝。最終的にバイエルンが「8-2」という歴史的大勝を飾ったこの試合で、デイビスは勝利を決定的とする5点目のゴールを衝撃的な形でアシストした。

 相手陣内左サイドでボールを持ったデイビスは巧みな足技とスピードで対面のネルソン・セメドを翻弄しながら深い位置へ侵入。一旦足を止めて対峙した状況から一瞬の加速で内側へ抜き去ると、そのままゴールライン際を疾走してGKを引きつけ、最後はヨシュア・キミッヒが蹴り込むだけの完璧なラストパスをゴール前へ落とした。

 バイエルンはバルサ戦大勝の勢いのままリヨン、パリ・サンジェルマンも下してCL優勝。デイビスは欧州制覇を成し遂げた初のカナダ人選手となり、19歳にしてトップスターの仲間入りを果たした。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top