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日本代表 2年前

サッカー日本代表、オマーン代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。欠場となる守田英正に代わるのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

WG&FW

1110-伊東
【写真:Getty Images】



伊東純也(ヘンク/ベルギー)
生年月日:1993年3月9日
日本代表通算成績:28試合6得点

 昨季、海外日本人で最も活躍したのは間違いなく伊東純也だろう。リーグ戦32試合で10得点12アシストを記録。ヘンクで攻撃を牽引する伊東は、抜群のスピードを活かしたドリブルからのゴールやアシストだけでなく、今季は攻撃の起点となり周りを活かすプレーも見せている。今季もリーグ開幕から全試合にスタメン出場し、2得点6アシストの活躍でヘンクを牽引している。
 
 伊東が主戦場とする右サイドには、同じく海外で活躍する堂安律が復帰した。だが、現状ではこのMFが不動となっている。オマーン代表戦では決定機を逃し、勝利に導くことは出来なかったが、中国代表戦では大迫勇也の先制弾をアシスト。76分に交代となったが、ほぼ全てのチャンスに絡む活躍で勝利に貢献した。

 オーストラリア代表戦で攻撃を牽引し、勝利に貢献した伊東はベトナム戦で先制ゴール。40分には自らドリブルで持ち込み、見事なシュートを突き刺したが、VARのチャックにより取り消された。圧倒的な存在感を示し、日本代表を勝利に導いたこの男は、オマーン代表戦で2試合連続ゴールを狙う。

1007-南野
【写真:Getty Images】

南野拓実(リバプール/イングランド)
生年月日:1995年1月16日
日本代表通算成績:34試合16得点

 リバプールに所属する南野拓実は、今季開幕前のプレシーズンで3試合連続ゴールを決めて猛アピール。ガラバオカップ(リーグカップ)では、2試合3ゴールと好調を維持。先月30日に行われたブライトン戦では今季リーグ戦初出場を果たし、活躍の場を増やしつつある。

 卓越したテクニックでゴール前の密集した局面でも巧みに相手をかわせる南野は、 FIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選で7試合連続ゴールを記録。本田圭佑に並びトップタイとなった。先月から始まったアジア最終予選でもゴールを期待されたが、オマーン代表戦はベンチに入ったものの出場機会はなし。怪我により中国代表戦を前にチームを離脱している。

 復帰戦となったサウジアラビア代表戦では、ほとんど何も出来ずに途中交代。続くオーストラリア代表戦で田中碧の先制点をアシストすると、11日に行われたベトナム代表戦でも伊東純也の先制点をアシスト。2試合連続で結果を残しているが、やはりこの男にはゴールを決めて欲しい。16日に行われるオマーン代表戦では、勝利に導くゴールを決められるだろうか。

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【写真:Getty Images】

大迫勇也(ヴィッセル神戸)
生年月日:1990年5月18日
日本代表通算成績:54試合24得点

 8年間ブンデスリーガで世界各国の強靭なDF相手にプレーしてきた大迫勇也は今夏、ヴィッセル神戸に移籍。7年ぶりのJリーグ復帰を決断した。大柄な相手にも屈せず安定したポストプレーと巧みなシュートで攻撃を牽引する大迫は、日本代表のエースとして君臨する。

 ポストプレーやシュートだけでなく、チャンスメイクもできる大迫はJリーグ復帰後8試合で2得点3アシストを記録。日本代表の最前線で体を張るこのFWは、その高い柔軟性を活かし、日本代表に幅広い攻撃パターンをもたらしている。敗戦したオマーン代表戦は不甲斐ない結果に終わったが、中国代表戦では前半に先制ゴール。自らの得点で日本代表を勝利に導いた。

 しかし、サウジアラビア代表戦では無得点。オーストラリア戦でもゴールを決められず、負傷により途中交代となったが、体を張ったプレーで攻守に貢献。ベトナム代表戦でも先制点の起点となった大迫は、日本代表の攻撃に欠かせない。絶大な信頼を得ているこの男は、オマーン代表戦でもスタメンに名を連ねるだろう。

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