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前田大然は「スコットランドのDFを恐怖させる」 マリノス元コーチが活躍に太鼓判

text by 編集部 photo by Getty Images

前田大然
【写真:Getty Images】



 横浜F・マリノスの元アシスタントコーチであるジョン・ハッチンソン氏は、セルティックへ移籍したFW前田大然がスコットランドで活躍できることに太鼓判を押した。英紙『スコティッシュ・サン』が4日付で同氏のコメントを伝えている。

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 前田は川崎フロンターレのFW旗手怜央、ガンバ大阪のMF井手口陽介とともに冬の移籍市場でセルティック加入が決定。昨年夏にヴィッセル神戸から移籍して活躍しているFW古橋亨梧と合わせて、4人の日本人選手がスコットランドの名門クラブで同時にプレーすることになった。

 2021シーズンに横浜FMのアシスタントコーチを務め、退任後にエルパソ・ロコモティブ(米国2部)監督に就任したハッチンソン氏は、日本で1年間指導した前田が新天地でも力を発揮することを確信している。「欧州のどこへ送り込んでも大丈夫だ。彼にとって問題にはならない」と語った。

「スピードと、何度もスプリントを仕掛ける点に関しては、ダイゼンほどフィジカルの優れた選手は見たことがない。“フィジカルお化け”だ」「スコットランドのDFたちを恐怖させることになるだろう」とハッチンソン氏。

 昨季J1得点王に輝いた前田は、シーズン途中で移籍しながらも得点ランキング3位となった古橋と強力な日本人コンビを組むことになる。「古橋とはうまく合うと思うし、そうなったとすれば他のチームにとっては恐るべき相手だろう」とハッチンソン氏も見通しを示した。

 また、昨季J1で対戦した際のスカウティングを通して、旗手と井手口も優れた選手だという印象を語っている。「今回の移籍市場でアンジェ(・ポステコグルー監督)の獲得した選手たちは大きなインパクトを残すだろう。全員が安い買い物だ。文化的に大きな違いはあるが、うまく馴染むことさえできれば、技術的に非常に優れた選手たちであることを見せられるはずだ」と日本人選手たちの活躍を予想している。

【了】

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