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なでしこジャパン、コロナ陽性の岩渕真奈は最短で24日まで隔離。「復帰を待って共に戦う」と佐々木委員長

text by 編集部 photo by Getty Images

岩渕真奈
【写真:Getty Images】



 日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長は、なでしこジャパン(女子日本代表)のFW岩渕真奈が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことに関し、現状および今後の対応についてコメントを述べた。

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 なでしこジャパンはインドで開催されるAFC女子アジアカップインド2022を戦うため現地入り。アーセナル所属の岩渕はイングランドから直接インドへ渡航したが、18日のインド到着時に行われた検査により陽性が確認されたことがJFAから発表された。

「まずは岩渕真奈選手の回復のために、JFAとしてしうるサポートを全てしていく所存です」と佐々木委員長はコメント。AFC(アジアサッカー連盟)のレギュレーションにより岩渕は24日月曜日まで自室での隔離を続けることになり、隔離が解除されるためには24日の検査で陰性となること、検査日までの直近3日間に無症状であることが必要だと説明している。

 なでしこジャパンは21日にグループステージ初戦で女子ミャンマー代表と対戦し、その後は24日に第2節の女子ベトナム代表戦、27日に最終節の女子韓国代表戦を予定している。岩渕は少なくとも初戦のミャンマー戦を欠場することが確実となる。

「今後の岩渕選手の体調、コンディションを注視したうえでの判断になりますが、現時点ではチームとして彼女の復帰を待ち、彼女と共にこのAFC女子アジアカップを戦っていく方針です」と佐々木委員長。岩渕がプレー可能な状態となれば再びチームに加える見通しを示した。

「池田太監督は着々と準備を進めてくれていますし、選手も変わらず初戦に向けて集中しています。全員でFIFA女子ワールドカップへの切符を、そしてアジアのタイトルを獲得できるよう引き続き戦ってまいります」と改めて大会開幕に向けた意気込みを表明している。

【了】

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