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マンチェスター・ユナイテッドが育てた最高傑作5人。ベッカム、スコールズ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ポール・スコールズ(元イングランド代表)

スコールズ
【写真:Getty Images】


生年月日:1974年11月16日
在籍期間:1994年7月~2011年7月、2012月1日~2013年7月
通算成績:713試合152得点75アシスト

 史上最高のボックス・トゥ・ボックス、MFの完成形と言われた選手がポール・スコールズだ。14歳でマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入した同選手は、94/95シーズンの第7節でトップチームデビュー。プロ1年目でリーグ戦17試合に出場すると、翌シーズンから重要なピースとして活躍していく。

 スコールズは小柄だが、無尽蔵のスタミナと抜群のテクニック、さらに高いサッカーIQも兼ね備える。何かが飛びぬけて凄かったというよりは、サッカー選手としての総合力が高かった。

 サー・アレックス・ファーガソン監督の下で、マンUは黄金期を築いた。その中心にいたのは間違いなくスコールズだ。選手キャリア全てを同クラブに捧げ、約17年間で27個のタイトルを獲得。チーム内だけでなく、シャビ・エルナンデスやジョゼップ・グアルディオラなど、対戦した選手や監督からも賞賛されたこの男は、世界最高のMFと言えるだろう。

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