MF:ライアン・ギグス(元ウェールズ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1973年11月29日
在籍期間:1991年7月~2014年7月
通算成績:945試合165得点254アシスト
マンチェスター・ユナイテッドの歴史において、ボビー・チャールトンとともに最高の選手と評されるのがライアン・ギグスだ。14歳の誕生日にマンUの下部組織に加入した同選手は、17歳でトップチームデビュー。そこから、選手キャリア全てを同クラブに捧げたレジェンドだ。
圧倒的なスピードと切れ味抜群のドリブルで左サイドを切り裂いたギグスは、イングランドのみならず世界中のファンを魅了した。98/99シーズンのFAカップ準決勝、アーセナルとの再試合では延長後半におよそ60mを独走して決勝ゴール。マンUを勝利に導いたこのプレーは、伝説のゴールとして現在も語り継がれている。
ギグスは引退するまでの23年間で、公式戦945試合165得点254アシストを記録。出場試合数とアシスト数は歴代1位、さらに得点数は歴代3位という驚異的な成績を残している。ワンクラブマンが少ない現代では、900を超える出場試合数は今後も破られることはないだろう。