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マンチェスター・ユナイテッドが育てた最高傑作5人。ベッカム、スコールズ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)

ラッシュフォード
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月31日
在籍期間:2016年1月~
通算成績:294試合93得点58アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドは、最多13回ものプレミアリーグ優勝を誇る。ここ9シーズンは優勝から遠ざかっているが、マーカス・ラッシュフォードは復権のカギを握る1人と言えるだろう。マンUの未来と称され、10番を受け継いだこのFWは、今や同クラブに欠かせない存在となっている。

 ラッシュフォードは7歳の頃にマンUの下部組織に加入した。怪我人続出により、2016年に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32の2ndレグ、ミッティラン戦でデビューを果たすと、いきなり2得点をマーク。さらに、その3日後のアーセナル戦では2得点1アシストと、全得点に絡む活躍で勝利に貢献している。瞬く間にスタメンの座を勝ち取ると、第31節のマンチェスター・ダービーでもゴール。5試合ぶりのダービーマッチ勝利に導いた同選手は、新エースとして地位を確立していった。

 圧倒的なスピードとテクニックでマンUの攻撃を牽引するこのFWは、すでに公式戦294試合に出場。得点数は歴代13位の93得点、アシスト数は歴代9位となる58アシストを記録している。ここからウェイン・ルーニーやライアン・ギグスらの成績を塗り替えることが出来るか。この男のさらなる成長と活躍に注目だ。

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