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マンチェスター・ユナイテッドが育てた最高傑作5人。ベッカム、スコールズ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミアリーグを最多13回制覇するなど、マンチェスター・ユナイテッドはイングランドを代表する名門としてその地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、これまでにも多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人のアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年3月2日時点)。


MF:デビッド・ベッカム(元イングランド代表)

ベッカム
【写真:Getty Images】

生年月日:1975年5月2日
在籍期間:1993年7月~2003年7月
通算成績:388試合85得点108アシスト


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 サッカーの枠を超えたスーパースター、デビッド・ベッカムの名を知らない人はもはやいないだろう。地元クラブでサッカーを始めた同選手は、3年間で115試合101得点を決めるなど、幼少期から類まれな才能を発揮した。1991年にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入し、17歳でトップチームデビューを果たした。

 プレストン・ノースエンドへのレンタル移籍から復帰した95/96シーズンにリーグ戦33試合に出場。復帰後すぐにスタメンに定着すると、96/97シーズンの開幕戦ではプレミアリーグ史上最高とも言われる伝説のゴールを決めている。そして、翌シーズンにはエリック・カントナから背番号7を引き継ぎ、クラブの顔といえる存在となった。

 伝統の7番を背負い、芸術的なキックでチャンスを演出したベッカムは、歴代3位の109アシストという数字を残している。10年間で14個のタイトル獲得に貢献したが、サー・アレックス・ファーガソン監督との衝突もあり、2003年にレアル・マドリードへ移籍。良い形での退団とはならなかったが、この男の活躍はこれからも語り継がれていくだろう。

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