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新ルールでどう変わる?リバプールやインテル、バイエルンの突破に必要なスコアは【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

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UEFAチャンピオンズリーグ
【写真:Getty Images】



いよいよ決勝トーナメント1回戦2ndレグ

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、現地時間8日から決勝トーナメント1回戦の2ndレグが行われる。今季から新たに適用された“アウェイゴールルール撤廃”により、各チームが突破のために必要とするスコアはどう変わるのだろうか。



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 アウェイゴールルールの廃止はグループステージでも適用されていたが、実際に順位に影響する場面はなかった。より明確な形でルール変更の影響が出てくるのは、CLではこの決勝トーナメント1回戦2ndレグが最初の機会となる。

 8日に行われるのはリバプール対インテル、バイエルン・ミュンヘン対レッドブル・ザルツブルクの2試合。この2つのカードでも、前後半90分間を終えた時点での勝敗決定の扱いが従来とは変わってくる可能性がある。

 アウェイでの1stレグに2-0で勝利しているリバプールは、ホームで1点差負けまでなら準々決勝へ進むことができる。0-2で敗れた場合に延長戦突入となるのも、3点差以上で敗れれば敗退となるのもこれまでと変わらない。

 だがリバプールがもし1-3や2-4などのスコアで敗れたとすれば、従来であればアウェイでの得点数が多いインテルが突破となっていた。しかしアウェイゴールルールの廃止により、1-3や2-4でも0-2の場合と変わらず延長戦にもつれ込むことになる。

 バイエルンとザルツブルクは、ザルツブルクのホームで行われた1stレグで1-1のドロー。2ndレグに勝利を収めた側が突破となるのは当然だが、2試合目も引き分けに終わった場合の扱いがこれまでとは異なる。

 従来方式であれば、2ndレグが0-0ならバイエルンが突破、1-1なら延長戦、2-2以上での引き分けならザルツブルクが突破となっていた。だがアウェイゴールルール廃止により、2ndレグも引き分けた場合には点数にかかわらず延長戦で決着をつけることになる。

【了】

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