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相手選手を退場に追い込んだのは“インチキ”!? ヴェンゲル氏がリバプールMFを批判【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

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アレクシス・サンチェス
【写真:Getty Images】



ファビーニョへのファウルでアレクシス・サンチェス退場

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のリバプール対インテル戦は、2試合合計2-1でリバプールが準々決勝進出を決める結果となった。だが元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏は、リバプールのブラジル代表MFファビーニョが“インチキ”を働いたとして批判している。



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 アウェイでの1stレグに2-0の勝利を収めていたリバプールは現地時間8日に行われた2ndレグでインテルと対戦。ホームで0-1の敗戦を喫する結果に終わったが、トータルスコアのリードを守って逃げ切ることに成功した。

 勝敗を分ける大きなポイントとなったのは、インテルのFWアレクシス・サンチェスが63分に2枚目のイエローカードを受けて退場となったことだ。直前にFWラウタロ・マルティネスのゴールで先制していたインテルだが、追い上げへの勢いが高まりかけた矢先に数的不利となってしまった。

 2枚目のイエローを受ける原因となったのは、足裏がファビーニョの足首を捉えたスライディングタックルだった。だがヴェンゲル氏は問題のプレーについて「彼(ファビーニョ)はインチキをしていた」と『beINスポーツ』でコメントし、必要以上に痛がることで主審にカードを出させたという見解を示している。

「痛みもあったかもしれない。サンチェスとの接触はあった。完全に嘘だったとは言えない。(だが)おそらくもっと早く立ち上がることもできただろう。味方がやったことならクレバーだと言えるが、中立の立場からはそこまでする必要はなかったとも言えるようなプレーだ」とヴェンゲル氏は語った。

 アーセナル監督時代にバルセロナからサンチェスを獲得したこともあるヴェンゲル氏は、ファウルは悪質なものではなかったと主張。「傷つける意図はなかった。(サンチェスは)先にボールに行っていた」と同選手を擁護している。

【了】

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