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アーセナル21世紀ワーストイレブン。パク・チュヨン、アルシャヴィン…期待に応えられなかった11人

シリーズ:ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドの名門であるアーセナルには、これまで数多くの選手が在籍してきた。ティエリ・アンリらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、アーセナルにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。


GK紹介

ファビアンスキ
【写真:Getty Images】

GK:ウカシュ・ファビアンスキ(ポーランド代表)
生年月日:1985年4月18日
在籍期間:07年7月~14年7月
移籍金:435万ユーロ(約5.2億円)
クラブ通算成績:78試合86失点


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 母国のクラブでブレイクしたウカシュ・ファビアンスキは、2007年夏に435万ユーロ(約5.2億円)でアーセナルに加入。22歳でプレミアリーグにやってきた。現在は躍進するウエストハムで見事な活躍をみせているが、残念ながらアーセナルでは周囲の期待に応えることが出来なかった。

 ファビアンスキは当時の守護神マヌエル・アルムニアの控えだった。公式戦出場は主にカップ戦だったが、スタメン抜擢された07/08シーズンのリーグカップ準決勝2ndレグ、トッテナム戦では1-5の大敗を喫した。09/10シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦1stレグのポルト戦では、相手のクロスをキャッチミスして失点。さらにソル・キャンベルのバックパスを手で取ってしまいハンドを取られると、抗議している間に間接フリーキックからゴールを決められ、致命的なミスを犯した同選手は批判の対象となってしまった。

 翌シーズンには一時的にスタメンの座を掴むこともあったが、肩の怪我により長期離脱を強いられると、復帰後は代役を務めていたヴォイチェフ・シュチェスニーにポジションを奪われてしまった。再びベンチ要員となってしまったファビアンスキのリーグ戦出場は、11/12シーズンが「0」、12/13シーズンは「4」、13/14シーズンは「1」と少なく、2014年7月にフリーでクラブを出ることになった。

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