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世界最高のセンターバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング1~5位。ナンバーワンに輝いたのはあの男!(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:マルキーニョス(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)

マルキーニョス22
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年5月14日
市場価格:7500万ユーロ(約90億円)
20/21リーグ戦成績:25試合3得点1アシスト

 サッカー王国ブラジルが生んだ守備職人が2位にランクインした。在籍9年目を迎えたパリ・サンジェルマン(PSG)では、2019/20シーズン限りで退団した同胞チアゴ・シウバから腕章を受け継いでおり、キリアン・ムバッペにネイマール、リオネル・メッシらスター選手をまとめている。もはや同クラブのレジェンドと言ってもいいだろう。

 そんなマルキーニョスの身長は183cm。他のセンターバックに比べるとかなり小柄だ。しかし、南米特有の身体能力を誇る同選手は非凡な走力や跳躍力を持っているため、ピッチ内で身長によるハンデを感じさせることが少ない。「フィジカル」「スピード」「空中戦」の全てで80超えの数値を叩き出したことからも、それは明らかだ。

 とくに優れているのが「IQ」である。とにかく危機察知能力が高く、自分たちにとって嫌なスペースへ誰よりも早く駆け付ける。そのカバーリングセンスは世界ナンバーワンと言ってもいいだろう。コンビを組む選手からすると、安心して勝負に出られるのではないだろうか。

 足元の「テクニック」や「パス」センスは飛び抜けてこそいないものの、平均値以上のものを兼備。センターバックだけでなくアンカーとしても一流のプレーを見せられる柔軟性も、マルキーニョスの持つ魅力である。総合能力は非常に高い。

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