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21/22シーズン最高! 大成功補強は? 欧州ベスト移籍5人。落ち目かと思われていたFW、冬加入で即フィットしたアタッカーも

シリーズ:ベスト補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:アーロン・ラムズデール(イングランド代表/アーセナル)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1998年5月14日
移籍金:2800万ユーロ(約33.6億円)
21/22リーグ戦成績:26試合27失点

 今季の開幕直後、世間はアーセナルに対してネガティブな意見をぶつけていた。67年ぶりの開幕3連敗を喫し、「欧州カップ戦の出場権を逃した名門を監督経験が浅いミケル・アルテタが救えるのか」などアーセナルのサポーターですらその手腕に疑問を抱いていた。

 それはシェフィールド・ユナイテッドから加入したアーロン・ラムズデールに対しても同様だった。開幕当時ラムズデールはベルント・レノの控えになることが予想されており、トップレベルでのプレー経験が浅い23歳のGKに対して2800万ユーロ(約33.6億円)の移籍金は高すぎるとの声もあった。また、ラムズデール自身は2季連続でプレミアリーグ降格を経験しており、一部サポーターからは「降格請負人」とまで皮肉られていた。

 しかし、結果は全く異なるものとなった。アルテタ監督は開幕3試合でアーセナルは9失点を喫したことで、第4節からは正GKをレノからラムズデールに交代することを決断。同じタイミングで負傷者が戦列に戻ったこともチームの復調に大きく影響したのだが、ラムズデールの好パフォーマンスもチームに好影響をもたらした。第10節レスター戦では無失点に抑えながら、1試合で驚異の8セーブを記録。イングランド代表の正GKに推す声も少なくなく、今ではラムズデールの移籍金が高かったと言う人はは誰一人いないだろう。

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